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投稿日:2024.6.27

フッ素は本当に危険なの?

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皆様、おはようございます。

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日6月27日木曜日

天気予報:晴れ

最高気温: 28℃、最低気温 22℃

フッ素(正しくはフッ化物)は
虫歯に対する歯自体の抵抗力をあげ、虫歯になりにくくする効果があります。
そのため、多くの歯科医院でもおすすめしていると思います。

一方で、
「フッ素は塗らない方が良い」という意見を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

このように相反する意見があるため、
「実際のところ、フッ素って良いの?悪いの?」と気にされてる方もいるかと思います。

そこで今日は、
フッ素は塗らない方が良い?危険なのか?についてお話ししたいと思います!

そもそも、フッ素ってどういうものかご存知でしょうか?

フッ素(F)とは、自然界に広く存在する物質です。
自然界では土壌に最も多く含まれ、他にも海水など、さまざまなものに含まれます。
また、緑茶やウーロン茶、海産物、肉、野菜、果物など色々な飲食物にも含まれています。

フッ素を含む食品例

このように、私たちが普段から口にするものに含まれている物なので、
「フッ素=危険」というわけではありません。

それでも、フッ素は危険だと言われるのはどうしてなのでしょう?

フッ素は毒??使っても大丈夫なの?

実は、元素のフッ素単体は猛毒です。

猛毒と聞くと、「え?それ使っても大丈夫なの?!」と気になりますが、フッ素は反応性が高く、ほとんどの単体元素を酸化してすぐに化合物(フッ化物)を作ります。

そのため、毒であるフッ素単体の状態ではほとんど存在できません。

また、実際に虫歯予防に使われている化合物(フッ化物)は、フッ化ナトリウムです。

これを溶解した、フッ素としての濃度が1%以下のものは、普通薬となります!

そのため、幼稚園や保育園、学校、お家などで一般の人が取り扱っても特に問題ありません!

フッ素で中毒症状??どれくらいで起きるの?

お子さん用のメジャーな歯磨き粉の1つで、
当院でも販売しているチェックアップのバナナ味であれば、
500ppmで60gの歯磨き粉なので
15kgのお子さんが1本丸々飲み込んでしまうと、中毒量に達する可能性があります。

また、フッ素濃度高配合の歯磨き粉、例えば
1450ppmの歯磨き粉なら、100gあれば145mgのフッ素が含まれます。

そのため、60kgほどの大人であれば、中毒量は120mgなので

1450ppmの歯磨き粉を約82.76gほど飲み込む必要があります。

フッ素は虫歯予防に効果的!上手く利用することをオススメ

フッ素には賛否両論ありますが、虫歯予防のためのフッ素利用については、学問的にも有効性や安全性が充分に確立されており、
WHOでも加盟各国に対してフッ素利用による虫歯予防を実践するよう、すすめています。
実際に日本でも、フッ素の効果は実証されています。

正しく扱えば安全性も高く、虫歯予防にも高い効果のある方法です。

使用量や使用方法を気をつけた上で、上手く利用していきましょう!

当院では、お子様はもちろん、大人の虫歯予防にもフッ素塗布ができますので、お気軽にご相談下さい。

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

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赤坂バンデ歯科・矯正歯科

〒107-0052

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