ガミースマイル治療GUMMY
ガミースマイルとは
ガミースマイルとは、笑った時や話をしている時、歯肉（歯ぐき）が見えすぎてしまう、そんなお口元のことを指します。当院ではガミースマイルの治療方法が5つほどあります。患者様のお悩みに合わせた治療を選択していただくことが可能です。
ガミースマイルの治療法
- ボトックス注射：費用を抑えて注射で手軽にガミースマイルの見え方を美しく改善したい方向け
- 歯肉整形：歯の根本に歯肉が広範囲で被っている方向け
- 粘膜切除：唇が上がりすぎてしまう方向け
- セラミック矯正（セラミック矯正＋神経の治療＋歯肉の整形）：歯肉をカットして、セラミック矯正を行います。歯並びや歯の見た目も美しく改善したい方向け（必要があれば歯の神経の治療を行います）
- ワイヤー矯正（通常のワイヤー矯正による圧下矯正）：矯正で歯肉と歯並びの見た目を美しく整えたい方向け
◯ボトックス注射
ボトックス注射で行うガミースマイル治療は、全ての治療の中で一番時間もかからず気軽に行える治療方法です。ボツリヌス菌を注入することで上唇を持ち上げる筋肉の働きを抑えられるので、笑顔になる時や会話をする時などに歯肉が見えにくくなります。
ただし、ボトックスは効果が永久的ではないので、注射を打ってから半年ほどで効果が薄れなくなってしまいます。
効果を持続させたい場合には、半年おきほどで経過をみながら、ボトックス注射を注入する必要があります。
ボトックスを中断すると元に戻ってしまうので、ガミースマイルを根本的に改善したい方にはおすすめができない治療方法です。
治療方法
上唇の筋肉が収縮する働きを抑制するために、ボツリヌス菌を上唇挙筋の近くに注入するという治療法です。
ボトックス注射によるリスク
- 時間が経過することで元に戻ってしまう
- 以前より笑いにくい、口元がこわばると感じる可能性がある
- 稀に左右差が起きる可能性がある
◯ガミースマイル歯肉整形
歯肉の整形手術でポイントとなる美しいお口元の条件は、
- 歯肉のラインが整っていること
- 左右対称であること
- 笑った時に歯肉が見え過ぎないこと
- 歯の大きさのバランスが取れていること
ガミースマイルの歯肉整形では、上記の条件を患者様のお口元に合わせて整えることで、美しいお口元になることができる理想の歯肉のラインにすることができます。
治療方法
歯の形や大きさがバラバラに見えてしまっていたり、大きく被ってしまっている歯肉をカットし、患者様の確認をとりながら、お顔とお口元の全体のバランスから計算、考慮してラインを整えます。
歯肉整形のリスク
- 出血（ごく微量ではあるが歯肉から出血）
- 後戻り（カットした歯肉が、少し後戻りをしてしまう）
- 発赤（歯肉に赤みが出る）
- 腫脹（歯肉が腫れ上がる）
- 発熱（歯肉が熱を持つ）
- 疼痛（術後に数日間、歯肉に痛みが残る）
◯粘膜切除法
ガミースマイル治療における粘膜切除法は、笑った時に歯肉が見え過ぎてしまうことで、お口元が気になる場合に行う手術方法です。
上唇と歯肉の間の粘膜の部分を患者様のお口元に合わせて必要な分を数ミリほどカットし、上唇が引きあがりすぎないように縫い合わせる手術です。
筋肉の引き上げる力が強い場合は、働きを抑えるためにボトックス注射も同時に行うこともあります。笑った時に歯肉の全体が見えてしまう方にお勧めです。
治療方法
上唇が引きあがりすぎないように上唇と歯肉の間の粘膜を必要な分を数ミリほどカットして縫い合わせる、同時にボトックス注射も行う場合もある手術です。
粘膜切除法のリスク
- 後戻り（カットした粘膜が、後戻りをしてしまう）
- 発赤（歯肉に赤みが出る）
- 腫脹（歯肉が腫れ上がる）
- 発熱（歯肉が熱を持つ）
- 出血（ごく微量ではあるが歯肉から出血）
- 疼痛（術後に数日間、歯肉に痛みが残る）
- ひきつる、つっぱる感覚がある
◯ガミースマイルセラミック矯正
ガミースマイルセラミック矯正は、セラミック矯正治療で前歯の被せ物を入れて歯の形や色を患者様の理想通りに整える方法を行うのと同時に、ガミースマイル整形で歯肉を理想の位置まで数ミリカットして歯肉の形を美しく整えます。
歯と歯肉の境目の歯肉をお口元に合うよう、バランスよくカットしてからセラミック矯正を行います。
セラミック治療のリスク
- セラミックの被せ物を入れるため、健康な歯を削ること、神経を抜くことがある
- 歯の神経の治療が必要な場合は、歯の根の破折、歯の神経の再治療などの可能性がある
- セラミック矯正をする際に、飛び出している歯などは抜歯が必要になってしまう
- 強い衝撃でセラミックが欠ける、外れることがある
◯ガミースマイルワイヤー矯正（ワイヤー矯正治療による圧下矯正）
矯正治療でガミースマイルを治療する方法です。
矯正治療は歯を動かすこと、というイメージがあると思います。ですが、歯を支える顎の骨を動かす治療も行えることができるのがワイヤー矯正治療の特徴です。圧下矯正という方法を用いて上顎の骨に圧をかけ、骨自体を押し下げることで歯肉を短く見せる効果があります。
ワイヤー矯正のリスク
- ワイヤー矯正の見た目が気になる場合がある。
- 矯正装置に食べた物が挟まりやすくなり、口腔ケアを丁寧に行う必要がある。
- 歯を矯正装置で移動させる際に痛みを伴う。
- 矯正治療を行う上で抜歯が必要な場合がある。
