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口の中には細菌がたくさん!歯周病菌の種類!
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皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日11月28日火木曜日
天気予報:晴れ
最高気温: 16℃、最低気温:8℃
口の中には、300種類以上の様々な種類の細菌が存在しています。虫歯や歯周病に影響のある病原細菌だけではなく、健康な口の中にも細菌は数多く常在しています。その中で、歯周病に影響の大きい細菌は10種類程度といわれています。
歯周病に影響を与える細菌のタイプとは
歯周病菌は、「グラム陰性菌」「嫌気性菌」というタイプの細菌によって引き起こされます。
「グラム陰性菌」とは、細胞の外膜に内毒素を持っている細菌で、歯ぐきの粘膜の炎症を引き起こします。
「嫌気性菌」とは、増殖に酸素を必要としない細菌で、歯周ポケットの中などに棲息します。「嫌気性菌」の中には、酸素にさらされると死滅してしまう「編成嫌気性菌」と酸素がある中でも生存可能な「通性嫌気性菌」がいます。
最も歯周病に影響のある3大歯周病菌
次の3種類の細菌は、歯周病菌の中でも、重度の症状に影響を与える『3大歯周病菌』です。歯周病を発症している人の約7割に感染しているといわれています。
・プロフィロモナス・ジンジバーリス(P.g菌)
偏性嫌気性のグラム陰性桿菌です。他の歯周病原性グラム陰性菌とくっついて、ネバネバとした細菌の塊である“バイオフィルム”を形成します。強い付着力を持っており、強力に歯ぐきの周りの組織に付着・破壊します。そして細菌の内毒素により歯槽骨(歯を支えている顎の骨)を溶かします。
・トレポネーマ・デンティコーラ(T.d菌)
嫌気性のグラム陰性菌です。歯周ポケット内部に多く見られます。歯ぐきの細胞の隙間から、組織内に入り込み、さらには血管内に侵入します。そしてタンパク分解酵素によって、歯ぐきの周りの組織を破壊し、免疫機能を抑える事で、治癒を妨げます。
・タンネレラ・フォーサイセンシス(T.f菌)
嫌気性のグラム陰性菌です。なかなか通常の治療で治らない難治性の歯周病にみられます。また、歯ぐきの破壊の強い部分や、深部での活動性の高い病巣でみられる事も多いのが特徴です。T.d菌同様に、タンパク分解酵素を産生し、P.g菌同様に、内毒素を持ち酵素も産生します。
若年性歯周炎に影響する歯周病菌
アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス(A.a菌)
通性嫌気性のグラム陰性桿菌です。白血球の働きを低下させ、内毒素や「好中球」を破壊する「ロイコトキシン」という外毒素を産生します。歯ぐきの周りの組織内部に侵入し、急速に症状を悪化させます。
若年性歯周炎とは
通常歯周病は、30代後半以降に進行しますが、若年性歯周炎は、10代20代で発症する歯周病です。一旦発症すると急速に進行するのが特徴です。
妊娠期の感染に注意するべき歯周病菌
プレボテーラ・インテルメディア(P.I菌)
嫌気性グラム陰性桿菌です。一般的に誰の口の中にも存在する常在菌ですが、増殖すると、口腔内を不潔にし、歯周病を引き起こします、ホルモンバランスやつわりなどの影響で、妊娠期に増殖しやすいのが特徴です。
P.I菌が妊娠期に増殖しすぎると危険
女性ホルモン量が3倍に増加し、羊水の「プロスタグランジン」が急激に増えて、その結果子宮が収縮し、早産を引き起こすと言われています。
定期的なクリーニングが大切!
毎日の生活習慣を整えつつ、お口の状態に不安がある方は早めに歯科を受診することをおすすめします。日々のセルフケアで万全の対策を心がけて、暑い夏も元気に乗り切りましょう!
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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