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歯ぐきの下がり気になりませんか?
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皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日6月26日水曜日
天気予報:曇り
最高気温: 30℃、最低気温 23℃
“歯肉退縮” とは?
歯を支えている歯茎が下がってしまい、歯の根元部分が露出してしまっている状態を、歯肉退縮と言います。
歯肉退縮が起こるとどうなる?
1.知覚過敏になりやすくなる
正常な歯肉の場合、歯冠(歯肉より上に出ている部分)にはエナメル質という歯の表面をバリアしてくれる層があります。
エナメル質があることによって、歯を削ったり擦ったりしても痛みを感じることがありません。
しかし、歯肉が下がってしまって剥き出しになった歯の根元部分は、エナメル質で覆われていません。
この部分は象牙質というエナメル質より柔らかい組織でできています。
象牙質を擦るなどして刺激を与えると、内部の神経に伝達され痛みやしみるなどの症状を引き起こします。
2.審美性が低下する
歯肉が下がると歯が長く見えてしまい、人によっては老けたなぁと感じられる方もいらっしゃいます。
3.虫歯になりやすくなる
歯の根元が露出し、歯の長さが長くなることで、根元の磨き残しが増えてしまいます。
根元の部分は、気をつけて磨いていてもブラシが行き届きにくく、また酸に弱いため、虫歯になりやすくなります。
歯肉退縮が起こる原因と対策
1.歯周病
お口の中が汚れていると、歯垢や歯石に存在する歯周病菌が毒素を出し、歯を支えている周りの骨を溶かしていきます。
骨が溶けると、骨を覆っている歯肉の位置も自然と下がってしまうのです。
2.加齢
人によって個人差はありますが、年をとると身体機能や筋肉などが衰えていくように、歯肉も加齢による影響を受け、歯肉が痩せていく傾向にあると言われています。
口腔内を健康に保つことや正しいケアを身につけることで、退縮を予防したり遅らせたりすることが可能です。
3.歯ぎしりや食いしばり
歯ぎしりや食いしばりなどで過度な力が加わると、歯が揺さぶられて、少しずつ歯肉が下がっていってしまいます。
歯ぎしりは自覚症状のない方が大半です。
気がつかないうちに歯の表面がすり減ったり、歯肉退縮が起こったりしている場合があります。
港南台パーク歯科クリニックでは歯ぎしりや食いしばりが強い方に、睡眠時に装着するナイトガードというマウスピースを推奨しています。
4.噛み合わせが悪い
噛み合わせが悪いと噛む力が特定の歯に集中してしまいます。すると歯肉に負担がかかるため、歯肉が痩せてしまうことがあります。
噛み合わせは高すぎても低すぎても特定の歯や歯肉に負担がかかってしまいます。
バランス良く均等にそれぞれの歯が噛み合うことが重要です。
5.ブラッシング圧
歯ブラシの力が強過ぎると、歯肉や歯の表面をバリアしてくれているエナメル質を傷つけてしまい、歯肉退縮につながります。
歯ブラシの力は磨いていて毛先が広がらない程度が良いと言われていますが、歯ブラシの力だけでなく歯ブラシの硬さも重要になってきます。
ご自身では正しい力加減や自分にあった歯ブラシの硬さが分からないという方は、是非検診の際に質問してみてくださいね!
6.矯正治療の影響
矯正装置を装着していると歯磨きがしにくくなるため、歯肉の炎症を引き起こしやすく歯肉退縮へ繋がります。
また、ワイヤーの矯正装置が合わない、歯肉に当たって痛い、引っかかるなどの問題を放っておくと、歯肉が傷付き、歯肉退縮しやすくなります。
さらに、歯を動かすことで過剰な力が加わってしまうことも退縮を引き起こします。
矯正治療による歯肉退縮は、お口の中をきれいに保つことや装置を調整してもらうことで改善・予防することができます。
歯肉退縮が気になる方はぜひご相談ください
いかがでしたか?
このように歯肉退縮には様々な原因と症状が隠されているのです。
日本人は、欧米人と比較して歯肉や骨が薄い方が多いです。そのため、少しの刺激でも歯肉退縮が起こりやすいのだそうです。
歯肉は一度下がると元には戻らないので(外科的な歯肉移植を行えば治せるケースあり)、これ以上歯肉を下げない対策・予防が大切になってきます。
歯茎の下がりが気になる方もそうでない方も、検診の際にお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください!
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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