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歯医者さんが教える!麻酔が効きづらい場合とは?
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皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日9月21日土曜日
天気予報:曇り
最高気温: 33℃、最低気温 25℃
麻酔が効きづらい、効かない。そんな経験はありませんか?
患者さんにとってはとてもつらいことですよね・・・。
では、いったいどういう場合に麻酔が効きづらいか?ご存知でしょうか?
麻酔が効きにくい理由
まず、一番多いのが痛みが強く出ている場合です。
痛みが強く出た、ということは
それだけ炎症が強い、ということでもあります。
炎症が起きると、その場所はpHが酸性に傾きます。(通常はややアルカリ性で、pH=7.4付近)
(激しい炎症の場合、なんとpH=2になることもあるそうです)
一方、麻酔薬は
酸・塩基(B)⇔酸+塩基(B)・・・(★)
というように、酸塩基平衡というバランスが保たれた状態になっています。
※化学が苦手な方のために(★)を言い換えると
効かない状態の形態の麻酔薬⇔効きやすい形態の麻酔薬
となりましょうか。そして、右側と左側はその時の環境によって
シーソーのようにその数がバランスを取っている、と。
酸性なら 80:20
アルカリ性なら 20:80
というイメージ。
これが注射された場所のpHに依存するわけです。
このうち、麻酔薬が塩基型(B)、つまり(★)の式で右側に傾いていれば
麻酔薬が効果を発揮する塩基型(B)の量の多くなるため、
これが細胞の中に入り込んで効果を発揮する、というわけです。
逆に、痛みや腫れが強い=炎症が強い=pHが酸性
となっていれば、(★)の式は左側に傾いてしまい、
塩基型の麻酔薬(B)が減ってしまうのですから、
効果が出ない、つまり効かない、となってしまうのです。
親知らずが腫れてしまって抜きたいが、まずはお薬を飲んで腫れを引かしましょう。
と言う対応になったと言う方の1番の理由は上記のように麻酔が効きにくくなってしまっているためです!
当院では、まずはしっかりと痛みの少ない治療を行うために急を要さない方にはクリーニングから行い、口腔内の炎症を抑えてからの治療を行っております。
お気軽にご相談ください♪
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
〒107-0052
東京都港区赤坂3-13-6国際天野ビル2階A