ブログBlog

投稿日:2024.3.4

症状からみた虫歯の進行と治療方法

皆様、おはようございます。

本日3月4日月曜日

天気予報:晴れ

最高気温: 15℃、最低気温 2℃

皆様は歯の痛み方によりむし歯の進行をある程度知ることが出来るのはご存知ですか?

また、進行度合いによって治療方法が異なりますので、

今回は症状から見たむし歯の進行と治療方法についてお伝えいたします。

自覚症状がない、歯科検診などで発見されるケース(C0~C1)

表面のエナメル質だけが侵された虫歯は自覚症状がありません。
まだ歯を削らずに治すことも可能です。
削る場合でも麻酔を使わずに治療でき、一回の治療で済む場合も多いです。
この段階で早期に治療を受けるのが理想です。

プラークコントロール

フッ素

・シーラント

・コンポジットレジン修復(詰め物)

甘いもの、冷たいものがしみる(C2

虫歯が象牙質に達している場合、しみるなどの自覚症状が現れます。
進行が早くなりますのでので早めの治療が重要です。
治療は、虫歯部分を取り除き、詰め物をします。症状によって局所麻酔を使用します。

【治療方法】

詰め物(インレー)は型を取って作成します。
虫歯が広範囲な場合は、型を取ってインレー(詰め物)も作成します。
治療回数が1.2回増えます。
★詰め物と被せものは、保険の範囲のものと保険外のものがあります。

熱いものがしみる、何もしなくても激しい痛みがある(C3

歯髄(神経)のところまで虫歯が達して炎症が起き、かなり虫歯が進行している状態です。

【治療方法】

  • クラウン(被せもの・差し歯)
  • 根管治療(根の治療)
  • 支台築造(歯の土台・コア)

炎症が起きている部分と痛んでいる神経を取り除く[根管治療]が必要な場合があります。
治療期間は長くなり、根気のいる治療になります。
この段階で治療をすれば、歯自体は保存できることが多いです。
根の治療後、土台を作ってクラウンをかぶせます。

長い間続いていた痛みが治まったので、そのまま放置している(C4

歯が崩れた末期の虫歯になっているケースが多いです
痛みを感じる神経自体が虫歯により壊死しているため痛みを感じませんが、

この段階を放置するとやがて根に膿みがたまり、激痛を生じ易くなります。
麻酔も効きにくくなり、歯を残すことが困難になってきます。

【治療方法】

  • 抜歯

【抜歯・歯の喪失後の治療方法】

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯

まとめ

むし歯は進行が進めば進むほど歯の寿命や残せる歯質が減っていきます。

自覚症状が出る前に治療を行ったり、むし歯にさせないことが大切です。

そのためにも歯科医院で定期的に検診とクリーニングを行いましょう。

当院では歯科衛生士が一人一人に合ったメンテナンス期間のご提案を行なっております。

しばらく歯科医院にかかっていない方も、気になる症状がおありの方も

どなたでもお気軽にご予約・お問い合わせお待ちしております。

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

——————————————————–

赤坂バンデ歯科・矯正歯科

〒107-0052

東京都港区赤坂3-13-6国際天野ビル2階A