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お子さんへのフッ素使用方法
皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日10月16日(木)
天気予報:雨
最高気温: 22℃、最低気温 16℃
子どもへのフッ素使用方法って?
いつから始める?
フッ素塗布を始めるのに最適なタイミングは、「最初の乳歯が生え始めたとき」です。
一般的には、生後6ヶ月頃から下の前歯が生え始めることが多いです。
生えたばかりの歯は、まだ未熟で柔らかく、虫歯に対する抵抗力が最も弱い状態です。
この時期からフッ素塗布を始めることで、大切な歯を虫歯菌からしっかりと守ることができます。
効果的な頻度はどれくらい?
フッ素の効果は永久に続くものではありません。
多くの小児歯科では、3ヶ月〜6ヶ月に1回のフッ素塗布を推奨しています。
お子さんの虫歯のリスクや歯の生え変わりの状況によって最適な頻度は異なりますので、かかりつけの歯科医師と相談して決めましょう。
歯の定期検診の際に、一緒にお願いするのが継続しやすくておすすめです。
フッ素は危険?
歯科医院で専門家が使用するフッ素は、市販の歯磨き粉に含まれるものより高濃度です。
これは、短時間で効果的にフッ素を歯に取り込ませるためです。
しかし、「高濃度=危険」というわけではありません。
歯科医師や歯科衛生士は、お子さんの年齢や体重に合わせて、ごく少量を適切な方法で歯の表面に塗布します。
使用する量は厳密に管理されており、体に影響が出るような量を飲み込んでしまう心配はまずありませんので、ご安心ください。
歯科医院でのフッ素塗布 | 家庭用フッ素入り歯磨き粉 | |
フッ素濃度 | 約9,000 ppmF | 500〜1,500 ppmF |
使用者 | 歯科医師・歯科衛生士(専門家) | 保護者・本人 |
使用頻度 | 3〜6ヶ月に1回 | 毎日1〜3回 |
安全性 | 専門家が適切な量を管理するため安全 | 推奨される使用量を守れば安全 |
歯磨き粉の選び方
年齢 | 推奨フッ素濃度 | 歯磨き粉の量(目安) | ケアのポイント |
歯が生えてから〜2歳 | 1000 ppmF | 米粒程度(1〜2mm) | ・保護者が仕上げ磨きを行う・うがいができない時期は、ガーゼなどで拭き取るだけでもOK |
3歳〜5歳 | 1000 ppmF | グリーンピース大(5mm程度) | ・保護者が仕上げ磨きを行う・うがいは少量の水(5〜15ml)で1回だけにし、フッ素がお口に残るようにする |
6歳〜14歳 | 1500 ppmF | 歯ブラシの毛先全体(1.5〜2cm) | ・自分で磨いた後、必ず保護者が仕上げ磨きでチェックする・うがいは少量の水で1回だけにする |
まとめ
お子様が虫歯になってしまわないか心配ですよね。
定期的な歯科検診を行いクリーニングを受けることはもちろん、高濃度のフッ素は歯科医院でしか受けることができないため、3ヶ月検診の際に活用していきましょう。
また、歯磨きの方法などお困りのことがございましたら、ぜひ相談してください。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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