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投稿日:2024.12.12

ガミースマイルとは?

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皆様、おはようございます。

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日12月12日(木)

天気予報:晴れ

最高気温: 10℃、最低気温 3℃

本日は【ガミースマイル】についてです。

ガミースマイルとは

ガミースマイルとは、笑った時に通常よりも多く口元から歯茎が見えている状態を指します。

「イー」と上下の歯をかみ合わせたときに、上唇に隠れ上顎の歯茎は見えない又は少し見えるのが通常です。
しかし、大幅に上顎の歯茎が見えていると、見た目にも変化があり、コンプレックスに感じてしまう方も少なくありません。
一般的に、上顎の歯茎が3mm以上口元から見えているとガミースマイルであるとされています。

また、ガミースマイルになってしまう原因は1つではありません。
さまざまな原因が考えられ、見た目だけではなく機能性にも影響を及ぼしてしまっているケースも見受けられます。
治療法も異なるため、ご自身のガミースマイルの原因を把握することがガミースマイル改善への一歩となります。

ガミースマイルの原因

  • 歯の長さが短い・生えている位置が低い

ガミースマイルは、歯茎の見える範囲が大きければ大きいほど、コンプレックスになってしまう方もいます。
歯の長さが短く歯が生えている位置が低い場合は、上顎の歯茎が見える幅も大きくなり、ガミースマイルとみなされます。

とくに、通常の歯の大きさよりも小さい矮小歯(わいしょうし)と呼ばれる場合は、歯茎の幅も必然的に大きく見えるためガミースマイルとみなされることも多くあります。
矮小歯の数は個人によって異なり、1本であったり、全体的に矮小歯であったりするケースもあります。
矮小歯の原因は遺伝やビタミンD欠乏症などが考えられます。

  • 上顎骨の発達が過剰

上顎の骨が過剰に発達し前に突き出ているように位置している場合、上唇に収まり切れず歯茎が口元から見えてしまいます。
上顎の骨が前に突き出ている(上顎前突)の場合は、ガミースマイルと合わせて出っ歯の状態でもあります。
ガミースマイルに加えて出っ歯であった場合、さらに見た目にコンプレックスを抱え精神的負担が大きいものとなります。

前方に突き出る上顎が支障となりお口が閉じづらいケースも多く見受けられ、お口の中が乾燥しやすくなり虫歯や歯周病、口臭といったリスクが高まります。
上顎骨の過剰な発達は遺伝やおしゃぶり、舌癖などが原因として考えられます。

  • 上唇を上げる力が強い、上唇が薄い

上唇と鼻翼(鼻の膨らみ部分)を上にあげる役割を担う上唇挙筋(じょうしんきょきん)の力が過剰であった場合、必要以上に上唇が引き上げられてしまうため、結果的に口元から歯茎が大きく見えてしまいます。

また、上唇挙筋の力が正常値であっても、上唇が薄い(縦幅がない)場合、お口を少し開けただけでも上唇があがり歯茎が口元から見えてしまい、ガミースマイルの状態となってしまいます。

  • 歯茎が過剰に発達している

歯茎が通常よりも発達している場合、前歯に被さるように歯茎が存在しているため歯茎の面積が大きくなり、ガミースマイルとなります。
歯茎の過剰発達だけではなく、歯の大きさや歯並びなど、さまざまな要因が合わさってガミースマイルになるケースも多くあります。

  • 親や祖父母からの遺伝要素

親や祖父母の遺伝で同じ疾病に罹患してしまうケースがあるように、ガミースマイルも遺伝してしまう可能性があります。

必ずしもガミースマイルが遺伝するわけではありませんが、血縁者の中にガミースマイルである方がいる場合、ガミースマイルの心配がある場合には、注意深くお子さまの口元の成長をご確認ください。
顎の成長をコントロールできる年齢(6~12歳頃)から治療を開始することで、成人から矯正治療をはじめた場合より治療の負担を軽減することも可能ですので、気になる点がございましたらお早めにご相談ください。

本日はガミースマイルの要因についてお話しさせていただきました。

治療法についてはまた次回お話しします(^^)

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

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