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コーヒーが美味しい季節
皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日1月24日土曜日
天気予報:くもり
最高気温: 11℃、最低気温 -1℃
最近一段と寒くなり、コーヒーが飲みたくなりますよね。
そんな時期に注意する事をお伝えします。
着色(ステイン)
コーヒーが歯に与える最も顕著な影響が、着色です。
コーヒーに含まれるタンニンやポリフェノールなどの色素成分が、歯の表面に付着し、時間とともに黄ばみや茶色い汚れとして定着します。
歯の表面には、ペリクルという薄い膜があり、この膜に色素が結合することで着色が起こります。毎日コーヒーを飲んでいると、着色が蓄積し、徐々に歯が黄ばんでいきます。
特に、歯の表面に細かい傷や凹凸がある場合、そこに色素が入り込みやすく、着色がより進みやすくなります。
酸による歯の侵食
コーヒーは酸性の飲み物です。pH値は約5程度で、歯のエナメル質が溶け始める臨界pHである5.5よりも低い数値です。
頻繁にコーヒーを飲むことで、歯の表面が繰り返し酸にさらされ、エナメル質が少しずつ溶かされていきます。この現象を酸蝕症といいます。
エナメル質が薄くなると、歯が黄色く見えるだけでなく、知覚過敏やむし歯のリスクも高まります。
口腔内の乾燥
コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があり、体全体を脱水させる傾向があります。また、コーヒーを飲むと、一時的に口の中が乾燥しやすくなります。
唾液には、口の中を洗浄し、中和する働きがあります。口が乾燥すると、この自浄作用が低下し、むし歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。
むし歯リスクの変化
コーヒー自体は砂糖を含まないため、直接的なむし歯の原因にはなりません。
しかし、砂糖やミルクを加えた場合、むし歯のリスクは大幅に高まります。
特に、甘いコーヒーを長時間かけて飲む習慣は、口の中が常に酸性状態になり、むし歯を引き起こしやすくなります。
コーヒーの種類による影響の違い
ブラックコーヒー
ブラックコーヒーは、着色と酸の影響はありますが、砂糖を含まないため、むし歯のリスクは低いです。歯の健康を考えると、最も推奨される飲み方です。
砂糖入りコーヒー
砂糖を加えると、むし歯のリスクが大幅に高まります。むし歯菌が砂糖を餌にして酸を産生し、歯を溶かします。
できるだけ砂糖は避け、どうしても甘みが欲しい場合は、キシリトールなどの代替甘味料を検討しましょう。
ミルク入りコーヒー(カフェオレ・カフェラテ)
ミルクを加えることで、実は着色が軽減されるという研究結果があります。ミルクのタンパク質が、タンニンの吸着を妨げる働きがあるためです。
ただし、砂糖を加えた場合は、むし歯のリスクが高まります。
アイスコーヒー
アイスコーヒーは、ホットコーヒーよりも長時間かけて飲むことが多く、歯が酸にさらされる時間が長くなりがちです。
また、氷で歯が冷やされることで、一時的に知覚過敏の症状が出ることもあります。
缶コーヒー・ペットボトルコーヒー
市販の缶コーヒーやペットボトルコーヒーには、多量の砂糖が含まれていることが多いです。成分表示を確認し、無糖のものを選ぶことをお勧めします。
コーヒーを楽しみながら歯を守る方法
飲んだ後すぐに水で口をすすぐ
コーヒーを飲んだ後、すぐに水で口をすすぐことが、最も簡単で効果的な対策です。口の中のコーヒーを洗い流し、酸性に傾いた口内環境を中和できます。
外出先でも、コーヒーの後に水を一口飲むだけで、着色と酸蝕のリスクを減らせます。
30分後に歯を磨く
コーヒーを飲んだ後は、歯を磨きたくなりますが、すぐに磨くのは避けましょう。酸で歯の表面が一時的に柔らかくなっているため、すぐに磨くと歯を傷つける可能性があります。
30分程度待ってから、優しく歯を磨くことをお勧めします。
ストローを使う
アイスコーヒーの場合、ストローを使って飲むことで、前歯への直接的な接触を減らせます。これにより、前歯の着色を予防できます。
環境に配慮した再利用可能なストローも多く販売されています。
短時間で飲み切る
ダラダラと長時間かけて飲むのではなく、15分から20分程度で飲み切ることで、歯が酸にさらされる時間を最小限に抑えられます。
飲む量を減らす
一日に何杯もコーヒーを飲む習慣がある場合、量を減らすことを検討しましょう。1日2杯から3杯程度に抑えることで、歯への影響を軽減できます。
無糖を選ぶ
砂糖入りのコーヒーは避け、ブラックかミルクのみのコーヒーを選びましょう。甘みが欲しい場合は、キシリトール入りのガムを後で噛むなど、工夫してください。
ホワイトニング用歯磨き粉の使用
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用することで、着色汚れを除去しやすくなります。ただし、研磨剤が強すぎるものは歯を傷つけるため、適度なものを選びましょう。
毎日使うのではなく、週に2回から3回程度の使用がお勧めです。
定期的な歯科クリーニング
自宅でのケアだけでは除去できない着色汚れは、歯科医院での専門的なクリーニングで取り除けます。3か月から6か月に一度のクリーニングで、白く清潔な歯を維持できます。
まとめ
一見歯に悪くなさそう!と思っていても、実際の成分や歯への影響を調べてみると実はダメージがあったんだ!となる飲食物は多いでしょう。
本日はコーヒーをピックアップして摂り方をお伝えさせて頂きました。
他にも何か気になるものがありましたらまたお伝えしますね。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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