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投稿日:2025.8.5

乳歯の虫歯放っておいても大丈夫?

皆様、おはようございます。

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日8月5日火曜日

天気予報:晴れ☀️

最高気温: 35℃、最低気温 28℃

乳歯の虫歯、放っておいても大丈夫?

「乳歯はどうせ生え変わるから、虫歯になっても大丈夫でしょ?」

そう思っていませんか?

実は、それは大きな間違いです。乳歯の虫歯をそのままにしておくと、お口の中だけでなく全身の健康や、将来の歯並び・発音・永久歯の健康にまで悪影響を及ぼすことがあります。

乳歯の虫歯が与える影響とは?

1. 永久歯への悪影響

乳歯の下には、これから生えてくる永久歯の芽(歯胚)が存在します。乳歯の虫歯が進行して根の先まで炎症が及ぶと、この永久歯の発育に悪影響を与える可能性があります。変色したり、形がいびつになったり、生える位置がずれてしまうこともあります。

2. 歯並びの乱れ

乳歯には、あとから生える永久歯のスペースを確保する大切な役割があります。虫歯で早くに乳歯を失ってしまうと、周りの歯が空いたスペースに倒れてきてしまい、永久歯が正しい位置に生えてこられなくなることも。

3. 噛む力・発音・成長への影響

しっかり噛めないと、栄養を十分に吸収できず、全身の発育に影響することもあります。また、前歯が虫歯で欠けたり抜けたりすると、発音に支障が出ることもあります。

4. 痛み・腫れ・感染リスク

乳歯の虫歯は進行が早く、あっという間に神経まで達してしまうことがあります。痛みや腫れだけでなく、重症化すれば顔が腫れたり、入院が必要なほど感染が広がることもあるのです。

虫歯を予防するためにできること

• フッ素塗布や定期的な歯科検診

• ご家庭での仕上げ磨きの習慣づけ

• 甘いものの摂り方に気をつける

• 歯並びや噛み合わせのチェック

まとめ

乳歯は「使い捨ての歯」ではなく、子どもの成長にとってとても大切な歯です。

虫歯になったら放置せず、早めに歯科医院での治療・相談をおすすめします。

お子さまの健やかな成長のためにも、乳歯からしっかり守っていきましょう!

赤坂バンデ歯科・矯正歯科

〒107-0052

東京都港区赤坂3-13-6国際天野ビル2階