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乳歯の虫歯放っておいても大丈夫?
皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日8月5日火曜日
天気予報:晴れ☀️
最高気温: 35℃、最低気温 28℃
乳歯の虫歯、放っておいても大丈夫?
「乳歯はどうせ生え変わるから、虫歯になっても大丈夫でしょ?」
そう思っていませんか?
実は、それは大きな間違いです。乳歯の虫歯をそのままにしておくと、お口の中だけでなく全身の健康や、将来の歯並び・発音・永久歯の健康にまで悪影響を及ぼすことがあります。

乳歯の虫歯が与える影響とは?
1. 永久歯への悪影響
乳歯の下には、これから生えてくる永久歯の芽(歯胚)が存在します。乳歯の虫歯が進行して根の先まで炎症が及ぶと、この永久歯の発育に悪影響を与える可能性があります。変色したり、形がいびつになったり、生える位置がずれてしまうこともあります。
2. 歯並びの乱れ
乳歯には、あとから生える永久歯のスペースを確保する大切な役割があります。虫歯で早くに乳歯を失ってしまうと、周りの歯が空いたスペースに倒れてきてしまい、永久歯が正しい位置に生えてこられなくなることも。
3. 噛む力・発音・成長への影響
しっかり噛めないと、栄養を十分に吸収できず、全身の発育に影響することもあります。また、前歯が虫歯で欠けたり抜けたりすると、発音に支障が出ることもあります。
4. 痛み・腫れ・感染リスク
乳歯の虫歯は進行が早く、あっという間に神経まで達してしまうことがあります。痛みや腫れだけでなく、重症化すれば顔が腫れたり、入院が必要なほど感染が広がることもあるのです。
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虫歯を予防するためにできること
• フッ素塗布や定期的な歯科検診
• ご家庭での仕上げ磨きの習慣づけ
• 甘いものの摂り方に気をつける
• 歯並びや噛み合わせのチェック
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まとめ
乳歯は「使い捨ての歯」ではなく、子どもの成長にとってとても大切な歯です。
虫歯になったら放置せず、早めに歯科医院での治療・相談をおすすめします。
お子さまの健やかな成長のためにも、乳歯からしっかり守っていきましょう!
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
〒107-0052
東京都港区赤坂3-13-6国際天野ビル2階