ブログBlog
噛む回数が健康に与える影響とは?“よく噛む”と驚きの効果が!
皆様、おはようございます。
港区赤坂の歯医者
赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。
本日10月7日火曜日
天気予報:曇り
最高気温: 25℃、最低気温 20℃
「よく噛んで食べましょう」と昔から言われてきましたが、なぜそんなに“噛む”ことが大切なのでしょうか?
実は、噛む回数を増やすことは健康に直結する大事な習慣なんです。
🦷噛むことで得られる5つの健康効果
1. 脳の活性化
噛むことで脳が刺激され、血流が促進されます。
特に高齢者においては、認知症の予防や記憶力の維持に効果があるとされています。
2. 肥満防止
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐことができます。
噛む回数を増やすだけで、無理なくダイエットにもつながります。
3. 消化を助ける
唾液には消化酵素が含まれており、よく噛むことでその分泌が促進されます。
消化器への負担も軽くなり、胃腸の健康を守ることにも繋がります。
4. 虫歯・歯周病の予防
唾液には殺菌作用があり、よく噛むことで口の中の菌の繁殖を抑えることができます。
また、唾液が歯の再石灰化を促し、虫歯予防にも効果的です。
5. ストレス軽減
噛むという動作にはリラックス効果があり、無意識にストレスを和らげる働きもあります。
ガムを噛むと落ち着く…というのは、理にかなっているんですね。
😮日本人の咀嚼回数、実はどんどん減っている?
現代人の食生活は、柔らかいもの・噛まなくても食べられるものが増えています。
農林水産省のデータによると、戦前は1回の食事で1400回以上噛んでいたのに対し、
現代では約600回以下に減少していると言われています。
(参考:農林水産省「みんなの食育」https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics4_02.html?utm_source=chatgpt.com)
「時短」や「効率」も大切ですが、噛む力・回数の低下は身体にとって大きなリスクとなります。
💪実践!簡単にできる「噛む力」を鍛える習慣
「噛む力」を維持するには、歯科医院でのチェックも大切ですが、日々の生活習慣の中でも意識できることがたくさんあります。
ここでは、患者さんご自身で実践できる簡単な習慣をいくつかご紹介します。
1. 「一口30回」を意識して噛む
昔からよく言われている「一口30回噛む」という習慣。
最初は大変に思えるかもしれませんが、1回の食事で数百回噛むことができ、咀嚼力をしっかり使えます。
2. 唾液を意識的に分泌させる
唾液には咀嚼を助ける役割があります。
口の乾燥が気になる方は、「あいうべ体操」や耳下腺マッサージなど、唾液腺を刺激する簡単な体操を取り入れるのも効果的です。
3. 正しい姿勢で食べる
実は、姿勢も「噛む力」に影響します。
猫背のまま食事をすると顎がしっかり動かず、噛む力が低下してしまうことがあります。
4. 口周りの筋肉を鍛える
噛むためには「咀嚼筋(そしゃくきん)」という筋肉が必要です。
✅歯科医院でのチェックも併用するとより安心
もちろん、普段のケアに加えて、歯科医院での噛み合わせチェックやクリーニングも取り入れることで、「今の噛む力がどれくらいあるか」「将来へのリスク」が明確になります。
「最近あまり噛めていない気がする」「飲み込むのが早くなった」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください!
——————————————————
赤坂バンデ歯科・矯正歯科
〒107-0052
東京都港区赤坂3-13-6国際天野ビル2階A