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投稿日:2024.7.24

歯周病の細菌が「動脈硬化」を引き起こす!?

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皆様、おはようございます。

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日7月24日水曜日

天気予報:晴れのち雨

最高気温: 35℃、最低気温 27℃
 
 
歯周病は歯を失うだけではなく、全身疾患につながる可能性があることはご存じでしょうか?
 
令和2年に発表された死因は1位がん 2位心疾患 3位老衰 4位脳血管疾患 5位肺炎となっていますが、がん・老衰を除く上位の疾患は、じつは歯周病菌が引き金となる可能性がある疾患なのです。
 
 

歯周病菌って?

歯周病菌は歯に付着している歯垢(プラーク)の中に潜んでいます。
 
色が白や黄白色なので見ただけでは分かりにくいのですが、ネバネバしたり下で触るとザラザラとしています。
 
なんとこの歯垢、たった1mg中に1億以上もの細菌がいるのです。
 
歯垢は、歯にしっかりとくっついているため、うがいだけでは取れません。
 
そのため、重要になるのが「歯磨き」です。
 
歯磨きで歯垢をうまく落とせていないと、歯ぐきに腫れや出血などの炎症を起こしていきます。
 
この時点で食い止めることができたらいいのですが、悪化すると次第に歯を支える骨すらも溶かしていくのです。
 
 

なぜ歯周病菌が動脈硬化に?

動脈硬化は、不規則な食生活などの生活習慣が原因とされている病気です。
 
ところが、歯周病菌も原因のひとつとして明らかになってきました。
 
お口の中で炎症を起こすと、歯周病菌が歯ぐきの血管へ入り込み、全身をめぐってしまうのです。
 
歯周病菌の刺激により心臓に血液を送る太い血管に糊状のかたまりができ、血液の通りを悪くしてしまいます。
  
そしてこの詰まりが脳に飛んで、脳梗塞などの脳血管疾患が起こってしまうのです。


 
 
他にも、咳き込むことで歯周病菌が気管から入り込んでしまうと誤嚥(ごえん)性肺炎に。
 
血糖値を下げるインスリンの分泌を妨げてしまうと、糖尿病に。
 
妊娠中に炎症の血中濃度が高くなると『お産の合図』になって早産・低体重児出産を引き起こすリスクがあります。
 

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

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