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投稿日:2024.7.13

歯垢(プラーク)と歯石の違いをご存知ですか?

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皆様、おはようございます。

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日7月13日土曜日

天気予報:曇り

最高気温: 30℃、最低気温 22℃

歯垢と歯石の違いをご存じでしょうか?
どちらも歯の汚れが溜まったものというイメージですが、硬さや自分でケアできるかどうかなどに大きな差があります。
いずれにせよ、あまり溜め込みたくはないですよね。
この記事では、歯垢と歯石の違いの解説からはじまり、付着しやすい場所などをまとめています。
歯石をそのまま放っておくと、思いもよらない病気を引き起こしてしまう危険性をはらんでいます。
「歯は磨いているけれど、歯医者にはあまり行かない」「ちゃんと歯垢が除去できているか心配」といった方は、ぜひ内容をチェックし、あなたの歯や健康のためにお役立てください。

歯垢とは

歯垢はプラークとも呼ばれ、歯の表面や歯と歯の間などに付着している細菌の塊のことを指します。
見た目は白くてネバネバしており、細菌同士が集まって「巣」を作り、歯垢となるのです。
住み着いている細菌の数は、わずか1mgの中に10億個とも言われているほど。

細菌が増殖を繰り返してつくられた歯垢は、歯面にヘドロのようにべったりとはりつきます。排水溝のヌメリと一緒で、一度プラーク(バイオフィルム)になってしまうと簡単には取れず、しっかりと歯ブラシや歯間ブラシなどで落とさなくてはなりません。

歯石とは

歯石とは、歯垢が石灰化して硬くなったものです。
歯垢が残ったまま放置してしまうと、唾液中のカルシウムやリンと結合して石灰化がはじまり、歯石へと変化してしまいます。
歯垢が付着して48時間後には石灰化が起き始めるといわれています。

歯石は歯垢より硬いため自分で除去することはできず、歯医者さんで専用の器具を用いて除去しなければなりません。
歯垢の段階できちんとケアをして、歯石にならないように気を付けましょう。

歯垢と歯石がつきやすい場所

歯垢や歯石は、歯と歯の間や歯茎との境目、歯が重なった部分、奥歯の嚙み合わせ部分などにつきやすい傾向があります。
特に下の前歯の裏側と、上の奥歯の頬側は歯石に要注意です。
この2カ所は唾液腺の近くにあり、唾液には石灰化作用があることから、歯垢が付着していると歯石に変化してしまう可能性が高いのです。

歯石をそのまま放っておくと危険

歯石を放っておくと、どんな危険性があるのでしょうか?

歯石を放置した場合の危険性

・歯茎が腫れて出血する

・虫歯や歯周病、口臭などの原因になる

・見た目が悪くなる

・全身疾患のリスクが高まる

歯垢は日々の歯磨きでしっかりケアを

歯垢は柔らかいため、歯磨きで落としやすいです。
歯石となってしまう前に、しっかりと歯垢を落としておきましょう。

また、歯と歯の間は歯間ブラシやフロスを使うこともポイントです。
歯間ブラシやフロスを使用することによって、歯ブラシのみの歯磨きより、歯垢の除去率がおよそ1.5倍になります。

歯石は歯科医院で除去

歯石の除去は日常の歯磨きでは対処できないので、歯科医院での処置となります。

歯石除去はスケーラーと呼ばれる専用器具で行われ、歯周ポケットの奥の歯石まで除去します。
それでも除去できない場合は、歯肉を切開して歯石を取り除く手術となることも。

歯石は除去しても何度も付着してしまうので、3ヶ月に1度くらいのペースで定期的に歯垢や歯石を除去してもらいましょう。

セルフケアと歯科医院での予防歯科で歯垢や歯石のない歯へ

いかがでしたか?
この記事を読んでいただくことで、歯垢と歯石の違いや、歯石を放っておくことの危険性、ケアの大切さなどをご理解いただけたのではないでしょうか。
歯磨きと定期的な歯医者の受診で、歯垢や歯石のない歯を目指しましょう。

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

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