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投稿日:2024.5.16

歯石って何?歯肉炎、歯周病のきっかけになる歯石について完全解説!

#赤坂の歯医者 #港区赤坂の歯医者

皆様、おはようございます。

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日5月16日木曜日

天気予報:曇りのち晴れ

最高気温: 25℃、最低気温 15℃

「歯石」がいったい何なのかきちんと理解していますか?このページでは歯石がそもそもなんなのか、取るにはどうすればよいのか、どんな病気のきっかけになるのか、予防法まで詳しく解説しております。

歯石って何?カラダに何がいけない?

歯石は歯垢が唾液中のミネラル成分(カルシウムやリン等)と結びつき石灰化したものです。歯石そのものに病原性はありませんが、歯石があることで歯垢が付着しやすい状態になるため歯垢の増加因子になります。

<歯肉炎や歯周病のきっかけになる>

また、歯石は歯茎の上に付着する縁上歯石だけでなく、歯茎の下に付着する縁下歯石もあります。この縁下歯石は歯周ポケットを拡大させる原因になり、常に大量の生きたバイオフィルム細菌に覆われることで、内毒素と組織破壊性産生物の貯蔵庫となります。歯石が存在するとお口の中の清掃性が悪くなり、歯肉炎や歯周病になり、それらが心臓病などの全身疾患へとつながっていきます。

歯垢と歯石の違いはなんですか?

歯垢とはデンタルバイオフィルムやプラークとも呼ばれる細菌がコロニー状に凝集したものになります。歯石はこの歯垢が唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンと結び付き石灰化したもので、

48時間以上歯の表面の歯垢を除去せずそのままの状態にしておくと固い歯石へと変化していきます。

歯垢はセルフケアで機械的清掃(歯ブラシや歯間ブラシ等を使用した歯磨き)により除去することが可能ですが、歯石は固いため専用の器具を用いなければ綺麗に除去することはできません。

歯石があると虫歯になる?歯周病になる?

歯周病について

歯石が存在するということはその部位はうまく歯磨きできていないということです。歯石があることで歯垢等の汚れも付着しやすくなってしまいますし、歯肉炎や歯周病を発症させる原因になります。そのまま歯石がある状態を継続させれば、歯肉の炎症は治りませんし、歯周病がなおることもありません。

虫歯について

虫歯はというと、歯垢が石灰化したものが歯石なのですが、完全に石灰化すると細菌の活動性が弱まり歯石の下が虫歯になってしまっていることは稀です。かといって虫歯予防のためと歯石をそのままにしておくと歯茎からの出血があったり、歯石の付着している部位が不潔になり歯肉炎を起こしたり等歯石をほっておいてもあまり良いことはありません。

自宅で歯石をとることは出来る?

市販でも歯科医院で歯石除去する際に用いる専用の器具に似た道具が販売されていますが、下前歯等の除去しやすい部分には用いることはできても上奥歯等の見えない位置の歯石は綺麗に除去することができません。また、歯石は目視できる部分の歯石は白く柔らかいので自分で除去できるかもしれませんが、歯茎の中にある歯石は固く、素人では除去することができません。

無理に除去しようとすればお口の中を怪我する原因ともなりますので、歯科医院で綺麗に除去してもらったほうが良いでしょう。

中途半端に歯茎の中の歯石を取ってしまうと、歯周ポケットの改善もできないため、歯茎の状態をより悪化させてしまうかもしれません。

歯石は歯科医院で専門的なクリーニングを行い、除去しましょう!

また定期的なクリーニングを行い、歯石を溜めないことが大切です。

お気軽にお問い合わせお待ちしております。

本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。

スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。

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赤坂バンデ歯科・矯正歯科

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