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歯科矯正には欠かせない、セファログラムって何?
皆様、おはようございます。
本日12月2日土曜日
天気予報:晴れ
降水確率: 10%
最高気温: 13℃、最低気温 5℃
今日は、矯正歯科を行う際にで必ず撮影するレントゲン、通称「セファログラム」についてお話しいたします。
矯正治療検査に不可欠な装置、セファログラム
当院では、一定の規格に基づいて頭部や顔を正面・側面から撮影できる「セファログラム」(頭部X線規格写真撮影装置)を導入しています。
顎の大きさ・形やズレ、歯の傾斜、口元のバランスなどを把握できる装置で、経時的に撮影することで、骨格の成長の変化や歯の移動を観察できます。
このセファログラムを使うことで、根拠に基づき客観的に分析できます。
矯正治療において、正確性に優れた診断・治療を行なうために不可欠な装置です。
なお、より的確な診断を下すためにも、多様な臨床経験をもつ歯科医師が必要です。
このレントゲンは世界共通の規格写真となっており、矯正治療の精密な設計を行う際にはなくてはならないものです。
なぜセファログラムが必要なのか?
例えば「受け口」と一言で表しますが、その原因は様々な理由があります。
〈骨の原因〉
1.下顎骨が前に出ている
2.上顎骨が後退している
3.下顎骨が前にでているし、上顎骨が後退している
〈歯の原因〉
1.下の前歯が外側に傾いている(唇側に傾斜している)
2.上の前歯が内側に傾いている(舌側に傾斜している)
3.下の前歯が外側に傾いていて、上の前歯が内側に傾いている
これに骨の原因と歯の原因が入り混じった場合もあります。
骨の原因があるのに歯だけを治しても意味がありません。
この様に頭部X線規格写真を撮影・分析を行うことにより、原因を把握し適切な治療を行う事が出来ます。
そのため、正確な診断を行うには頭部X線規格写真を撮影することはとても重要なことです。
また、お子さんの治療では経年的に撮影するので、前回と比較して骨の成長量や成長方向など様々な分析も行う事が出来ますし、現在行っている治療の効果なども把握することが出来ます。
頭部X線規格写真は正確に矯正治療を行うにあたりなくてはならない物の一つです。
通常の矯正専門の病院には必ずある機材です。
治療をお考えの際には頭部X線規格写真を撮影する病院なのかも考慮することをお勧めします。
当院では、セファログラムを使用し、日本歯科矯正学会の矯正医が精密に診断・設計を行った上で治療を行います。
矯正治療をお考えの方はお気軽に当院までご相談ください🦷✨
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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