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画像検査の種類
皆様、おはようございます。
本日6月15日木曜日
天気予報:雨
降水確率: 80%
最高気温: 25℃、最低気温 20℃
雨が降り続く天気予報ですのでお足元にお気をつけてお過ごしください。
今回は【画像検査の種類】についてです。
前回のブログでレントゲンを撮る必要性についてお伝えさせていただきました。
今回は歯科クリニックで撮影する画像検査の種類についてお伝えいたします。歯科クリニックで画像を撮られる際に少しでも皆様のお役に立てればと思います。
当院には
①パノラマ②デンタル③CT ④セファロ
の4種類が撮影できる設備が整っております。
①パノラマ
パノラマ写真は歯列と顎全体の観察、把握に適しております。
(初診時に撮影させていただくのがこちらのパノラマ写真というものです。)
親知らずの位置や状態、全体の歯の本数を知ることができます。また根管治療やむし歯などの治療歴など全体の特徴を捉えることも可能となっております。
②デンタル
デンタル写真は目的の部位を鮮明に写すことができるため、パノラマ写真よりも歯やその周囲組織をさらに詳しく確認する必要がある場合に撮影します。
この写真はパノラマ写真では分かりづらい小さいむし歯や詰め物のずれ、部分的な歯周病の進行具合などを確認するのに適しているおります。
通常パノラマ写真とデンタル写真の2つを合わせて診断を行い、治療の計画を立てさせていただいております。
③CT
パノラマ写真やデンタル写真が2次元なのに対してCTは3次元のレントゲン写真です。
そのためCTでは歯や骨の幅・奥行、むし歯や根っこの先の炎症の広がり方も立体的に見ることができます。
親知らずを抜く際に下顎に通る神経との位置関係をみたり、インプラント(人工歯根)の治療の際に骨の形や厚みを確認したり、根っこの治療の際に根っこの向きを確認したりすることもできたりと安全に治療を行う上で様々な情報を得るのに欠かせません。
④セファロ
セファロ写真は一定の規格のもとに撮影された頭部のX線写真のことで、主に矯正治療での治療計画を立てる際の重要な資料となります。
治療開始時の骨や歯の角度と治療に伴う変化が比較できます。
セファロ撮影をせずに矯正治療を開始することはあり得ないと言っても過言ではないくらい重要な資料です。
このように当院では4つの撮影が可能となっており、安心安全な治療のために必要に応じて撮影とご説明を致しております。
また、皆様はレントゲン撮影による放射線の被曝に関してご存知でしょうか?
歯科の撮影による被曝量はパノラマ撮影が0.03ミリシーベルト、デンタル撮影が0.01ミリシーベルトとなっており、東京~NY間の飛行機での往復による被爆量が0.2ミリシーベルト、年間の自然放射線被曝量が1.5ミリシーベルトということを考慮致しますと歯科医院で使用するレントゲンの被曝量はかなり微量であると言えるかと思います。
ご心配な方はお気軽に当院スタッフにお声がけください。
当院ではレントゲン撮影だけではなく、iTeroという最新の3Dスキャナーや口腔内カメラなども用いて治療のご説明を行なっております。(次回以降のブログでご紹介いたします)
歯科治療が苦手な方でも安心して治療が受けられるよう努めて参りますので、どなたでもお気軽にご予約ください。
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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