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矯正にはどんな種類がある?~ご自身に合った矯正方法の見つけ方~
皆様、おはようございます。
本日6月21日水曜日
天気予報:晴れのち曇り
降水確率: 10%
最高気温: 28℃、最低気温 19℃
今回は【矯正の種類にはどんな種類があるのか】をご紹介いたします。
前回のブログで歯並びがもたらす影響についてお伝えいたしました。
今回のブログでは、歯並びを改善する手段である歯列矯正の種類についてメリットとデメリットをお伝えいたします。比較しながらご自身に合った矯正方法を見つけるお役に立てていただければと思います。
○ そもそも矯正歯科治療(歯列矯正)とは
矯正歯科治療(歯列矯正)は、歯並びが悪いことで起こる悩みやトラブルを解決することを目的としています。
歯並びや咬み合わせが悪いことを歯科用語で「不正咬合」といいます。
不正咬合を改善することで様々なメリットがあります。前回のブログに詳しく書いておりますので、是非そちらもご覧ください。
○矯正歯科治療の種類
代表的な矯正歯科治療は①ワイヤー矯正、②裏側矯正、③マウスピース矯正の3通りがございます。
①ワイヤー矯正(表側矯正)
歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーを通し、動かしたい方向に適切な力をかけることで歯を移動させます。
☆メリット
・適応範囲が広く、さまざまな症例(歯並び)の治療ができる
・治療中には装着したブラケットを外す必要がなく、定期的に歯科医院で装置を調整するだけで手間が少なく管理が楽である
★デメリット
・ワイヤーや矯正装置が目立ちやすい
→審美ブラケットとも言われる透明や白色のセラミックブラケットにする事で目立ってしまうというデメリットを解消することも可能です。
・装着による強い痛みが起こったり、金属で口腔内を傷つけたりすることがある
・矯正装置が外れるのを防ぐため、硬い食べ物や粘着性の強い食べ物などが制限される場合がある
②裏側矯正(舌側矯正)
歯の表面ではなく、裏側にブラケットを取り付けワイヤーを通します。ワイヤー矯正と同様に動かしたい方向に適切な力をかけることで歯を移動させます。
☆メリット
・歯の表面側からはほとんど矯正装置が見えない
・ワイヤー矯正と同様取り外し不要
★デメリット
・表側矯正に比べてドクターの手間や高い技術が必要なため、費用が高い
・表側矯正よりも矯正力を弱める必要があるため、適応範囲が限られる
・表側矯正と同様、口腔内を傷つける可能性や痛み、食事の制限がある
・慣れるまで発音しづらい
③マウスピース矯正
ブラケットやワイヤーは使わず、透明のマウスピースを矯正装置として使用します。
歯の型取りを行い、お一人お一人に合ったデジタル技術で精巧なオリジナルのマウスピースをデザイン致します。
治療段階に合わせて新しいマウスピースと交換していくことで歯を少しずつ動かし、希望の歯並びへと近づけていくのです。
☆メリット
・周囲の人がほとんど気づかないくらい目立たない
・着け外しができるため、食事の制限がなく歯磨きもしやすい
・1歯1歯ごとに適した力をかけられるため、ワイヤー矯正と比べて痛みを感じにくい
・金属で口腔内が傷つかないうえに金属アレルギーの心配がない
★デメリット
・適応できる症例(歯並び)に限りがある
・装着時間をしっかりと守る必要がある
当院では日本矯正学会認定医によるワイヤー矯正を始め、インビザライン®︎のシステムを導入しております。インビザラインプロパイダー認定医の院長をはじめダイヤモンドプロパイダー認定医(年間150症例以上)を所有する専門歯科医師によって症例検討を行った上で治療設計を行なっております。
矯正歯科治療は設計がとても重要であり、設計によって大きく結果が変わってきます。
当院では、経験値の高い矯正認定医が在籍しているだけでなく、最新医療機器であるiTero (3Dスキャナー)、セファログラムを導入しているため、より精密に治療設計を行うことが可能なのです。(iTeroについては6月16日のブログをご覧ください。)
現在、矯正相談のお問い合わせを多くいただいており、今月から当院スタッフも2名インビザライン矯正治療を始めました。
経験者にしか分からないことなどをお伝えしていければと思いますので、どなたでもお気軽にご質問やご相談ください。
現在歯並びにお悩みの方も、歯並びの後戻りが気になられている方も、お子様の歯並びを心配されている方もどなたでもお気軽にお問い合わせください。
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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