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美人の基準、Eラインは歯列矯正で手に入れられる!?
皆様、おはようございます。
本日12月9日土曜日
天気予報:晴れ
降水確率: 10%
最高気温: 20℃、最低気温 7℃
皆様はEライン(エステティックライン)という言葉をご存知でしょうか。
Eラインとは顔を横から見た際に、鼻と顎を結んでできる直線(ライン)のことで、横顔の美しさの基準として使われる場合が多くあります。
そのEライン上か、Eラインよりも少し内側に口先が位置するような横顔が理想的だと言われています。
矯正治療でEラインはきれいになる?
美容外科では、鼻の高さや顎を整形することで理想のEラインを作りますが、Eラインとはそもそもアメリカの矯正歯科医であるロバート・ケリッツが提唱したものです。矯正治療では「歯並びを治す」という印象が一般的に強いのですが、「横顔のバランス」や「口元の美しさ」は「噛み合わせ」といった機能面にも関わるため、矯正治療においても横顔の改善は意識的に行われます。
出っ歯や受け口とEライン
Eラインや横顔で悩んでいる方には、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)の症状の方が多くいらっしゃいます。Eラインを基準に見た時、出っ歯の場合は、ラインの外へ口元が出ており、受け口の場合には顎部分がラインの外へ出てしまいます。
こうした出っ歯・受け口は不正咬合と呼ばれ、見た目だけでなく、噛み合わせにも問題を抱えている場合がほとんどです。矯正治療開始前には「セファロ」と呼ばれる横側からのレントゲン写真を使用し、頭部と口元のバランス評価を行います。
セファロの評価で バランスを確認
セファロを撮影することで、「顎の大きさ・ズレ」「顎の形」「歯の傾斜角」「頭部に対する口元のバランス」が分かり、規格化されたものとの比較によって、どこをどう改善するのかという方向性を探ります。そうして作られる治療計画では、正しい噛み合わせはもちろんのこと、口元のバランス改善も考慮されます。噛み合わせと見た目は表裏一体で、バランスだけを重視した治療、機能だけを重視した治療というのは矯正治療では基本的にはありえません。
Eライン改善のための矯正治療とは?
抜歯を伴う矯正治療で Eラインに配慮
症状が軽微である場合には、歯の傾きや並びを整えることで、改善する場合もございますが、横からみた口元や口元の突出感を改善したい時には、「抜歯を伴う矯正治療」を行う必要があります。
不正咬合では顎の大きさや歯の大きさなどに何らかの問題があるため、歯がうまく並ばずに歯列が乱れてしまいます。そこで、抜歯を行うことで、歯がきれいに整列できるスペースを作り、前に出過ぎている場合には、後ろに下げてあげることができます。
健康な歯を抜くには抵抗がある、という方も多いと思いますが、症状によっては抜歯を伴う矯正治療が有効なことがあります。赤坂バンデ歯科・矯正歯科では、患者さまのご希望を伺いつつ、治療に抜歯が必要な場合には説明を行い、患者さまの了承のもと治療を進めていきます。
Eラインでお悩みの方へ
Eラインとは、もともと欧米人を想定にした基準ですし、美しさの感じ方は人それぞれであるため絶対的な基準はありません。
ただし、Eラインでお悩みの方は、噛み合わせが悪い、口が閉じない、滑舌に問題がある、など機能的な面での悩みを抱えている場合が多くございます。
赤坂バンデ歯科・矯正歯科では、これらのお悩みの改善を目指し、患者さまがご自身の口元・笑顔に自信を持てるような治療を行なっていきます。また当院では治療前のシミュレーションで、治療後の歯並びや口元を確認することができます。お悩みの方は、まずお気軽にご相談ください。
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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