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若い人にも多い「酸蝕症」。酸蝕症になりやすい飲食物や生活の特徴は?
皆様、おはようございます。
本日11月2日木曜日
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皆様は酸蝕症(さんしょくしょう)という病気をご存知ですか?
今回は酸蝕症について、なりやすい飲食物や生活習慣などをお伝えできればと思います。
酸蝕症とは
酸によって歯が溶ける病気
酸蝕症とは、「酸によって歯が溶ける病気・現象」です。
私たちの歯は酸性の刺激に弱い性質を持っており、歯が酸にさらされやすい生活習慣があると、エナメル質・象牙質が徐々に溶けていきます。
虫歯とは違うの?
酸で歯が溶けると聞いて、まず頭に思い浮かぶのは「虫歯」ではないでしょうか。
虫歯はミュータンス菌に代表される虫歯菌が歯に感染し、酸を作り出すことで歯を溶かしていく病気です。
つまり、虫歯は細菌感染症の一種といえます。一方、酸蝕症は、細菌による関与がありません。
虫歯菌が作り出す酸ではなく、食品などに含まれる酸性の物質が歯を溶かしていく病気なのです。
酸蝕症の症状
酸蝕症の症状には、以下のような特徴があります。
- 歯の先端がギザギザになる
- 歯が全体的に極端に薄くなる
- 歯に穴があく
- 詰め物と歯の間に隙間ができる
- 詰め物やかぶせものが外れやすくなる
- 虫歯のような痛み
- 歯の表面が白濁する、もしくは黄ばむ。
- 歯のつやがなくなる
- 冷たい飲食物、甘い物、風に当たった刺激などで痛みを感じる知覚過敏
酸蝕症になる原因
酸蝕症は、昔はメッキ工場やガラス工場で酸性のガスを吸うことで起こる、職業病の一種でした。
現代では前述の通り、酸性の飲食物の過剰摂取が一番の原因で、生活習慣病と言えるでしょう。
酸性の代表的な飲食物には、主に下記のものがあります。
レモン・コーラ・栄養ドリンク・梅酒・赤ワイン・もずく・黒酢ドリンク・スポーツドリンク・ビール・サイダーなど
体にいいと言われているものでも、度が過ぎれば毒です。無茶食い、ガブ飲みは避けましょう。
上記以外ですとビタミンC剤などのサプリメントや、アスピリンなどの過剰な服用も原因になりえます。
尚、疾病が酸蝕症を引き起こすこともあります。
加齢、肥満、ストレスなどが原因で起こる逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や消化途中の食物が、食道に逆流して、炎症を起こします。
その逆流した胃酸や、胃酸による酸性ガスが口の中に入ると、酸蝕症の原因になるのです。
酸蝕症の予防法
酸蝕症を予防したい、治療後は再発させたくないという人は、以下のことに気を付けましょう。
酸性の飲食物を摂ったら、うがいをする
酸性の飲食物の摂りすぎに注意するのはもちろんですが、適量食べた場合でも、食後に口をゆすぐことをお勧めします。口内が中性に戻り、歯が溶けるリスクがグッと減ります。
また、酸性の飲食物は少量であっても、長く口の中に入れないようにしましょう。
食事はよく噛んで食べる
食べ物をよく噛むと、唾液の分泌量が増えます。唾液中のミネラルは酸を中和する作用があり、酸蝕症の予防に効果的です。
いつまでもダラダラと食べない
だらだと間食をしていると、唾液中のミネラルが酸を中和する前に、新しい酸が増えてしまいます。時間を決めて食事を摂るようにしましょう。
健やかな食生活を送る
逆流性食道炎も摂食障害も、完治までには時間がかかります。しかし問題を意識しながら対処を覚え、ゆっくりと健全な食生活を目指しましょう。
歯科医院でフッ素を塗る
歯の表面にフッ素などを定期的にコーティング。溶けにくい歯にするケアを受けましょう。
歯科医院で定期的に検診やクリーニングを受けることでむし歯や歯周病、酸蝕症の予防を行うことができます。
痛みや症状がない方でもまずは歯科医院で検診を行い、より良い口腔環境を作っていくことが今後のご自身のQOLの向上に繋がるのです。
当院では、当日のご予約も承っております。
どなたでもお気軽にご予約・お問い合わせください。
本日も皆様にとりまして良い1日となります事を願っております。
スタッフ一同ご来院、お問い合わせお待ちしております。
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赤坂バンデ歯科・矯正歯科
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