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投稿日:2025.10.22

虫歯じゃないのに歯がしみる!?

〜酸蝕症って知ってますか?〜

皆さま、こんにちは😊

港区赤坂の歯医者

赤坂バンデ歯科・矯正歯科です。

本日10月22日(火)

天気:晴れ☀️

最高気温:24℃/最低気温:16℃

秋晴れの気持ち良い一日ですね🍁

朝晩の冷え込みで温かい飲み物を飲む機会が増えてきました☕

でも「温かいものがしみる…💦」そんな経験はありませんか?

🦷「しみる=虫歯」とは限りません

歯がしみると「虫歯かな?」と思う方が多いですが、

実は虫歯ではないのに歯がしみる原因があるんです。

それが、「酸蝕症(さんしょくしょう)」。

酸蝕症とは、食べ物や飲み物の酸によって歯の表面(エナメル質)が少しずつ溶けてしまう状態のこと。

虫歯のように細菌が原因ではなく、日常の“食習慣”が関係しているのが特徴です☕🍹

🍊どんな食べ物・飲み物が原因になるの?

酸蝕症の原因となる「酸」は、私たちの身近にたくさんあります。

たとえば…👇

🥤 炭酸飲料(コーラ・ソーダなど)

🍋 柑橘類(レモン・グレープフルーツなど)

🍷 ワイン・ビールなどのアルコール類

🍎 フルーツジュース・ドレッシング

🧃 健康酢・黒酢ドリンク

これらを毎日少しずつ摂取していると、知らないうちに歯の表面がやわらかくなり、

徐々にエナメル質が溶けていってしまうんです😣

😳酸で溶けた歯はどうなるの?

歯の表面が酸で溶けてしまうと、

🦷 冷たい・熱いものでしみる

🦷 歯の色が黄ばんで見える

🦷 歯の角が丸くなったように見える

🦷 奥歯のかみ合わせ部分がツルツルしてくる

などの変化が現れます。

「最近、歯が透けて見える気がする…」

そんな方も、酸蝕症の初期サインかもしれません⚠️

☕知らずにやってしまいがちな“危険習慣”

実は、食べ物だけでなく“食べ方”にも注意が必要です。

🚫 炭酸飲料をゆっくり時間をかけて飲む

🚫 酸っぱいものを食べた直後に歯を磨く

🚫 果物を頻繁に少量ずつ食べる

🚫 夜寝る前にお酢ドリンク

これらはすべて、歯を酸に長時間さらす行為なんです💦

特に「酸っぱいものを食べた後すぐ歯磨き」すると、

やわらかくなったエナメル質を削ってしまうことがあります。

🌿酸蝕症を防ぐためのポイント

🍽️ 食後30分は歯磨きを控える

 → 唾液の力で酸を中和してから磨くのが◎

💧 水やお茶で口をゆすぐ

 → 酸を薄めて歯を守ります

🥛 牛乳やチーズなど、カルシウムを含む食品をとる

 → 溶けた歯の再石灰化をサポート

🪥 フッ素入り歯磨き粉を使う

 → エナメル質を強化してしみにくい歯へ

💎歯医者でできる酸蝕症ケア

酸蝕症が進行している場合は、

削らずにコーティング剤やフッ素塗布で保護することが可能です🦷✨

また、歯の形が変わってしまっている場合は、

レジン(樹脂)やセラミックで自然な見た目に修復する治療もあります。

放っておくと知覚過敏がひどくなり、

食事や飲み物を楽しめなくなってしまうこともあるため、早めのケアが大切です。

🌸まとめ

「虫歯でもないのに歯がしみる…」

そんなときは、酸蝕症が原因かもしれません。

酸の多い飲食物は健康にも良い一面がありますが、

“摂り方”と“タイミング”を工夫するだけで歯を守ることができます🦷💛

赤坂バンデ歯科・矯正歯科では、

酸蝕症や知覚過敏の診断・予防ケアにも力を入れています。

「しみる」「見た目が気になる」「健康的に歯を守りたい」

という方は、ぜひお気軽にご相談ください😊